社長の輪

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VOL.4
     
     
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  株式会社富廣産業 富田輝久さん

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今回は、水道、アスファルト舗装、河川工事など公共工事を行なう株式会社富廣産業の社長・富田輝久さんの紹介です。7月 に呉市を襲った豪雨による災害の復旧工事に追われていたため延期になっていました。前々回の株式会社光文堂の吉村光雅社長から、〝多方面で活躍する元気な 社長〟といわれた社長さんです。
富廣産業を一代で築いた富田輝久社長は、蒲刈町で農園に取り組み、本業の傍らみかん栽培も手がけています。また、社屋の横に停められたクラシカルなシル バーのキャンピングトレーラーで、なにやら新しい展開を構想中とか。その興味深い内容について詳しくお話を伺いました。

ー7月の災害復旧工事では随分お忙しかったとお聞きしました。
野呂山から広地区にかけての河川が土石で埋まっていましたから大変でした。現在も作業は続いています。でも忙しいのはそれだけではなくて、実は私、蒲刈に農園にも取り組んでいまして、〝清見〟や〝デコポン〟を栽培しているんです。

ー土木工事業と農園ですか!?
もともとみかん栽培に興味があったんですけど、以前、蒲刈で食べた〝清見〟の味にとても感動して、いつかは自分も栽培してみたいと思い、この春ついに実現 しました。20年以上農園を管理されていた方がお辞めになるということを聞いて、丁寧に管理されているのに枯らしてしまうのはもったいないと思って私が引 き継ぎました。

ー仕事の傍らみかん栽培は大変でしょう?
それはもう、とても大変です。実際にやってみて、みかん農家の方のご苦労がよくわかりました。みかん畑は段々の急傾斜地にありますから、おじいちゃんおば あちゃんはどんなに大変なことか。「これぐらい苦労しなきゃ食べられないんだ」って実感しましたね。日々、勉強しながら育てています。今は小さい玉を落と す摘果作業をしています。〝清見〟は木に残しておいた方が甘みが増します。この春収穫した〝清見〟はとても甘くて美味しかったです。6月に呉市内や広島 市、東広島市など県内の50〜60軒のケーキ屋さんに飛び込みで売り歩きました。つなぎ着てハンチングかぶって(笑)。

ー社長が自ら飛び込み営業ですか、スゴイです。
みなさん美味しいって、買って下さって完売しました。パティシエが選んでくれるのですから本当に美味しいってことですよね。ケーキに使う物ですから本当に 美味しくないとダメ。うちの農園の物は農薬を一切使用していませんし、生産者が見えるって良い事ですしね。いつか、うちで穫れたフルーツを使ってスイーツ を作って販売したいと思っているんです。県民の浜とかで。

ーいいですね、県民の浜ですか。
県民の浜は好きですね。よく関西の学生さんが修学旅行で来るんですが、それって実際に来た学生さん達が旅行から帰って「よかったよ」って話すから続いてい るんでしょうね。そう思うと、食の面でも、もっと力を入れたいなって思うんです。瀬戸内の良さを上手く伝えていきたいんです。町おこし的に。食だけではな く音楽の文化フェスタなんかもやったらいいと思うんです。県外からもたくさん来てほしい。手始めに蒲刈農園で穫れた〝清見ジェラート〟とか作れたらなと 思っているんです。そこで、あのキャンピングトレーラーも使えればと思って。

ーキャンピングトレーラーで販売ですか? 飛行船みたいですがこれは何という車ですか?
1963年式のエアストリームです。アメリカの代表的なキャンピングトレーラーです。NASAの宇宙飛行士が帰還直後に過ごす移動隔離検疫車として使った りするものですが、都心ではよくラッピングして宣伝カーにしたり、車体を改造してカフェやアメリカによくあるダイナー風にして使います。この夏に世田谷か ら牽引してきました。広島県ではナンバーがついているのはこの1台だけらしいです。

ーオシャレですね!呉市内でこんなかわいい車でカフェやってたらいいですよね!
そうですね、今は呉や広島市内をまわる宣伝カーとしての使い道を考えていますが、ゆくゆくはやはり県民の浜に持っていきたいんです。

ー県民の浜が本当にお好きなんですね。
蒲刈の景色を見ると癒されますから。島の良さをもっと全国の人にも知ってもらいたいです。

ー富廣産業さんは他にどんな事をされていますか?
この春に、すぐそこの三坂地小学校の通学路を、市の「まち普請事業」の一環として、荒れた通学路を整え、「三坂地プロムナード」というシンボルロードを造 るお手伝いをしました。三坂地小の卒業生の考えた図案をブロックにして最終的に三坂地小の子ども達が敷き詰めました。ここは雨が降ったらジャブジャブに なって、どうにもならなかったんです。

ーとてもきれいになりましたね。児童も嬉しいでしょうね。
子ども達から感謝ことばがの綴られた寄せ書きをいただきました。嬉しかったです。

ー富廣産業さんはいろんな事をされているんですね。富田社長がこの仕事を始められたのは?
20代前半でこの会社を興しましたから25年になります。仕事も軌道に乗ってある意味節目的にも考えてはいるんですが、いつも常に何か興したいという気持 ちがありますね。品質マネジメントシステムのISO9001も取得しましたけども、このように農園を始めて、出来た農作物を地元の特産品として販売した り、農業法人を目指すやり方も考えています。いろんな可能性が出てくるんじゃないかと思っています。

ー本当に富田社長はアクティブな方ですね。ありがとうございました。

株式会社富廣産業 広島県呉市広弁天橋町7−9
TEL0823-72-9733

取材を終えて、エアストリームのかわいらしさに心を奪われてしまいました。実際に呉市内でこんなオシャレなカフェが登場 したらとてもいいですよね。エアストリームは今後、社長自ら内・外装を仕上げていくそうです。富廣産業のネームプレートや社屋の改装なども社長自身が手が けたそうですが、至る所に社長のセンスの良さが現れていると感じました。次回は脊戸法務合同事務所の脊戸隆雄さんからご紹介いただいた、株式会社電広そし て株式会社九嶺トップの代表取締役社長 佐々木克己さんです。お楽しみに!
         
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富田社長のエアストリーム   改造してこんな風にもできる   三坂地小の児童が描いたデザイン画
         
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三坂地プロムナード   三坂地プロムナード   103(とみた)のロゴが描かれたヘルメットとエアストリームのダイキャスト

   
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